こんにちは!高橋勇人です。
今回は思ってもみなかったことが現実化し非常に興奮しております。
僕のテニス人生で大変貴重な体験をさせていただきましたので、お伝えいたします。
国際大会で異例の事態
2022年10月2日(日曜)は、かしわ国際オープンテニストーナメントの決勝戦で、第一シードの野口莉央選手と第六シードの川上倫平選手が対戦する予定でした。
しかし、野口選手は同日に行われる楽天オープンの予選決勝戦と試合時刻が重なってしまったため、かしわ国際オープンの決勝戦を欠場し、楽天オープンの出場を選択されました。
国内で国際大会が同日に重なってしまうという異例のハプニング。
日曜日の決勝戦ということで観客が一番動員されている状況下で、大会本部は決断に迫られていました。
大会本部が下した判断
検討の末、本部が下した判断は
- チケット代金の全額返金
- エキシビションマッチを急遽開催
というものでした。
少しでも観客の皆さんに楽しんでもらいたいというTTC様の「お客様第一」の対応は素晴らしいと思いました。
急遽開催のエキシビションマッチ
そして、なんと!本部は
そのエキシビションマッチの対戦相手に、会場に居合わせた私「高橋勇人」を選定していただき、
- 川上倫平 VS 高橋勇人
のエキシビションマッチが大勢の観客の前で実現しました!
YouTubeで試合公開
試合の結果
6−2で川上倫平選手が勝利。
試合を通じて感じたことは
- ボールの重さ
- 展開の速さ
- 安定感の高さ
これらのレベルがかなり高いということを身を持って実感しました。
ボールの重さとは
ほぼ全てのボールに対して踏み込んで打ち込んでいるので、ボールに体重が乗り、鋭いボールが勢いよく飛んできます。
感覚としては、体をボールにぶつけにいっているように感じました。
展開の速さとは
踏み込んで打ち込んでくるので、少しでもボールが浅くなれば波のように攻め込まれます。
深いボールを返球しなければいけないという発想が頭によぎり、ミスに繋がってしまいました。
互角に戦うには、攻められても冷静に深いボールを返球し、どう相手を崩していくかを考えながら、守りをしっかり固めることが必要だと思いました。
安定感の高さとは
コートのどのポジションにいても、攻めるとき以外は、ネットの上1m以上のところにボールを通してきます。
これが受け手としては相当嫌です(笑)
ミスする気配が全くありません。
壁と相手をしているみたいな感覚でした(笑)
試合を終えての感想
急遽決まったエキシビションマッチでしたが、大勢のお客さんの前で自分のプレーが出来たことがとても嬉しく、終始楽しくてドキドキしました!
自分のプレーを見て観客の方が楽しんでいただいている様子
これ以上の幸せはありません。
こんな貴重な機会をいただいたTTC様には感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
そして川上倫平選手、初のITF25,000$大会優勝おめでとうございました!
これからの活躍を楽しみにしています。